鶏眼/胼胝(うおのめ/たこ)
うおのめやたこは、足の特定の場所に継続的に圧力がかかって発症します。タコは皮膚の表面が部分的に硬くなり角質が分厚くなったものです。うおのめは更に圧がかかると、中心に芯をもつことです。歩くたびに痛みを感じるため、非常に困っている方が多い病気です。
陥入爪(まきづめ)
爪が湾曲して指に刺さることにより、出血・疼痛・感染の原因になります。爪を切りすぎることによって悪化する患者さんが多くいらっしゃいます。当院では、テーピング、チューブの挿入、日帰り小手術などの保険診療ができます。また、ワイヤーによる自費費診療も行っております。これは、形状記憶のある針金を爪に沿っていれることで、巻いている湾曲した爪をまっすぐにしていく治療になります。
保険診療
- テーピング
- チューブ挿入
- 局所麻酔を使用した日帰り小手術
自由診療
巻き爪マイスター+リネイルゲル NEW
2023年に新しく登場した巻き爪に対する新治療です。巻き爪マイスターという矯正ワイヤーを爪に装着後、リネイルゲルを爪に塗布します。リネイルゲルはケラチンを分解して、爪を軟化(やわらかく)させます。そして翌日(つめが分厚い方は、2~3日後)にリネイルゲルを洗い流します。その後、矯正ワイヤーは装着したまま1か月ほどお過ごしいただくと、爪は真っすぐのまま固まります。1か月後にワイヤーを外して終了となります。
自費診療 1趾 14,800 円
まきづめリフト療法という従来からのワイヤー治療もあります。
足白癬/爪白癬(水虫/爪水虫)
水虫は湿気の多い日本では一般的な病気です。診察室で顕微鏡を用いて水虫の原因菌である白癬菌(はくせんきん)を確認し、治療を開始します。抗真菌剤の外用薬がメインの治療になります。ブーツを長く履く女性などでもよく見られ、夏場は症状が悪化することがおおいです。
症状は指の間や足の裏の皮がむけたり、小さな水ぶくれができたり、角質がガサガサするなどがあります。水虫を放っておくと、爪まで症状が進展して爪水虫を発症します。爪水虫は外用薬・内服薬の治療があります。症状は爪が白く濁ったり、分厚くなります。しかし、爪水虫以外でも爪が濁るなどの症状が出ることがありますので、不安な方はお気軽に受診ください。