2024.06.26子どもに多い『水いぼ』とは
こんにちは、皮膚科ナースです☆
『水いぼ』という言葉、子どもの病気で耳にしたことがある方も多いと思います
肌を出す機会が増えてきたり、プールに入ったりする季節になりましたので、
今回は水いぼについて取り上げたいと思います!!
水いぼとは「伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)」と言われ、
まだ皮膚のバリア機能が未熟な7歳以下の子どもに多い病気です
赤や皮膚と同じ色の丸いプツプツが、ウィルス感染によって引き起こされます
腕や足、おなか周りなどにできやすく
掻いてしまったり、肌同士が触れ合うワキやひざなどで周りの皮膚に移り、
増えてしまう可能性があります
治療としては、自然治癒を待つこともありますが
当院では、広がって水いぼの数が増えてしまう前に
取ってしまうことをお勧めしています
痛み止め用の麻酔のテープを30分前に貼っていただき、
先が丸くなったピンセットのようなもので一つずつ取っていきます
麻酔のテープを貼っても痛みを伴ってしまう処置で
数が多いとお子さんも嫌になってきてしまうので、
なるべく数が少ないうちに取ったほうがよいでしょう
また、水いぼが移ったり、増えたりしないためにも
大事なのは肌の『保湿』です
皮膚のバリア機能を保つために、
お顔だけでなく忘れがちな全身の保湿もしっかりしていただけたらと思います
お子さまの肌のことで気になることがありましたら、ぜひご相談ください!
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