2019.02.26在宅医療について
通院でお困りの方々へ さまざまな事情のため通院が困難となった患者さまに対して、当院では医師が一月に二度、定期的にご自宅へ伺い診察をさせていただいております。 なお患者さまの病状によっては、必要に応じ毎週、またはそれ以上の頻度で伺うこともございます。
日々の診療の流れ
【診療】診療科の区分にとらわれず、内科的治療から外科的な処置まで幅広く対応いたします。
【処置】関節や腰の痛みなどに対する治療、褥瘡の処置、採血や点滴など必要な医療処置を行います。
【処方】当院では薬局との連携による薬の配達と服薬指導を行っております。処方箋を発行致しますので、お近くの保険薬局で薬を受け取っていただいてももちろん結構です。
【予防接種】インフルエンザのワクチンなど各種予防接種も随時行っております。
急変時の緊急対応
当院の患者さまには緊急連絡先をお伝えし、24時間体制で連絡を受けております。患者様の病状が変化したときは電話での対応を行い、医師または看護師が状況を判断し、往診や他院への受診の調整を行います。緊急の場合には救急車の要請となりますが、可能な限り連携病院との連絡を取らせていただきます。
地域医療との連携
ケアマネジャーの方々や地域のデイサービス、病院、薬局などと連携を密にし、ご自宅での療養を総合的にサポートいたします。現在通院されている病院にかかりながらでもご自宅での医療を受けることが可能です。
【訪問診療の対象となる患者さま】(例) ・腰や膝に痛みがあり、自宅での療養を希望される方 ・認知症などで外出が困難な方 ・脳梗塞や交通事故の後遺症がある方 ・退院後の自宅での療養に不安をお持ちの方 ・がんや難病で療養中の方 ・褥瘡(床ずれ)がある方 ・胃ろうがあり、経管栄養を行っている方 ・在宅酸素療法を必要とされる方 ・寝たきりのかた ・住み慣れた地域での生活を送りたい方 など通院困難で自宅療養を希望される方々が対象となります。